まず1円から始める

起業したいんだけど、どうしたらいい?

最近知人から聞かれる質問の一つは「起業したいんだけど、どうしたらいい?」あるいは「なんか儲かる話ない?」だ。

バカじゃねえの?そんな話があるならとっくにやってるに決まってるだろww そのうまい話が、今のぼくの事業内容なんだよ。

例えば、ぼくにとってプログラムを設計することは、呼吸と同じくらい簡単なことで、手間の割にものすごく儲かる。だから彼ら(彼女ら)にやり方も、手の内も、全部教えてあげるのだけど、どうやら彼らにプログラミングはすごく難しい(もしくは興味の湧かない)ことらしい。

最近どうもこれが分かってきたので、この手の質問へはこう答えることにした。


「まず1円から始めろ」

表題の通り、何事もまず1円から始めるべきだ。


自転車に乗り始めたころを思い出してほしい。最初は何度も転びながら、補助輪付きで練習していた僕たちは、自転車に乗るという目標を持ちながら諦めずに練習した。ある日、補助輪が右側だけになり、やがて両方とも取れ、ふらふらしながら自転車に乗れるようになる。そして10年くらい経って気付くと、なぜ乗れないのかが分からなくなっている


会社経営もこれと一緒だ。

ぼくがコンピュータに触り始めたのは、小学生の頃で、祖父母の家に遊びに行っては、祖父の家で、Windows 7で「ペイント」ソフトなんかで棒人間を書いたり、ブラウザゲームをしようと試みたりしていた。それがいつしか、ゲーム作りになり、システム設計になり、やがて僕はプログラマになっていた。

ぼくがお金を稼ぎ始めたのは、中学生のころで、友達に紹介されたポイントサイトで、ガチャガチャやっていたら、10円くらい稼げた。その後、それがwikiの広告収入になり、バイトとなり、周りの大人への提案(対価はお金)となり、仕事になっていた。コロナのおかげで会社を作る機会も得て独立し、今は経営者だ。


3つの話に共通している最重要点「種を撒いておくこと」だ。種を撒いて、最初の頃に水さえ与え続けてさえいれば、ある日気付いたときに大樹になる。続けることも大事だけど、少しくらい忘れていても大丈夫。


実際に、ぼくが会社を作った最初の頃は、それこそ半年に1回くらいしか仕事がなくて、官公庁の入札案件にも結構お世話になった。

だけど、いつしか最初の実績が出来て、「こんなことやってます!」ってアピールし続けて1年くらい経ったいま、最近ではお客さんがお客さんを連れてきてくれる良いループに入ってきている。


ちなみに、会社を興すときは「お客さんがいるか」が一番大事だ。あと案件を片付けられる見込みがあること。全然見込もないのに、突然映画制作(1時間分)なんて請負っちゃいけない。

それさえ守れていれば、あとは種を蒔くことだ。最初の1件を、どんなに不格好でもいいから、完遂させること。あとは続けること


これがぼくが10年くらいかけて至った、経営者・技術者としての新境地だ。

まずは1円から始めてほしい。

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カテゴリー: 技術

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