目標を達せられない理由を分析する

思考を深める必要のある作業だったから

学問系のタスクに多い。特に論文へのレスポンスなど、新たに何かを考える時に必要となる作業が「思考の深化」である。

例えば数学なんかを思い出して欲しいのだが、勉強した時は何を言ってるか分からなかったのに、1年くらい経ったら急に問題が解けるようになっていた経験があるだろう。これが正に思考の深化そのものである。

この手のタスクには特徴がある。

初動にエネルギーを要する。解決にあたっては毎日の定型タスクや、軽作業でエネルギーを充填してから取り掛かる必要がある。

まとまった時間を必要とする。時間を意識してやるタスクと相性が良くない。どちらかと言えば予定作成や数学の問題と似たタイプの作業である。数学の問題を読みながら、何か違う作業をするのは極めて非効率だろう。ある程度解法の方針など考えておき、後日解法をまとめるのが良いだろう。

クールタイム(アイデアを寝かせる時間)を要する。数日間まとめて集中して考え、アイデアを寝かせてちょっと経ってから、再び取り掛かるような戦法と極めて相性が良い。


最初から難易度が高かったから

一日の最初の作業は難易度が低いものから始める必要がある。なぜなら難易度が高いものは挫折しやすいからである。

難易度が高いタスクはざっくり方針を決めて心理的負担を下げてから、細かく紙やWordに書き出して、それから取り掛かるべきである。

最初から完璧な完成物をいきなり出力しようとすることは、アプリで例えると最終コードを設計なしで出そうとする様なものである。ちょっと考えれば分かる。無理である。


計画に不明瞭な箇所が有ったから

趣味のゲーム開発が完成しない理由がこれである。目標達成のために必要なプロセスが精密に検討出来ていない。

思考と行動を分けることが必要である。

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カテゴリー: 戦略

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