プロは量をこなすから質も高い

職人さんの口癖

現場の監督とか職人さんが必ず言っていることがある。

・さっさとやらねえと終わらねえぞ!
・テキパキやらないと日が暮れちゃうよ!

これは工事現場に限らず大学の教授とか工場の上司とかも言ってると思う。


プロの定義

「職業的な人にふさわしい能力が高く、技に優れ、確かさがある」というのがプロの定義である。業務をこなす職業人の中でも優れた人がプロなのである。

業務というのはさっさとやらないと終わらない量のタスクが降ってくる、そういうものなのである。

契約の履行は誠実にやるのが当たり前なのであって、出来るのは当たり前なのである。そのうえで、反復継続する業務の中で、毎回速く一定した品質で結果を出す事が出来るからプロなのである。


量と質とかいうくだらない議論はやめよう

なぜプロが速く仕事を終えられるのかというと、そもそも基礎動作が速く、段取りが上手だからである。いうなれば

・基本問題の数をこなしているので基礎的な動作を速く正確にすることが出来る
・応用問題を解く情報を持っていて、考える力がある

からなのである。基本問題をたくさん解く基礎的修練を積んでくるのは当たり前であって、そのうえで応用問題を解くために必要な情報を予め収集し、考える力を修羅場で鍛錬する事が必要なのである。

プロはとにかく速い。「情熱、熱意、執念」「すぐやる必ずやる出来るまでやる」―― 某企業の考え方は実は極めて正しいのである。あとは「ひたすら調べ抜く or 考え抜くこと」である。

君も、プロになろう。

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カテゴリー: 技術

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