吾輩は雑魚である。ベテランには勝てない。

我々は弱者だ

最近は「学生起業で一発逆転」とか、「学生ベンチャーで大成功」とか、そういう考え方が流行っているようです。

普通に考えたら分かりますが、実績も実力も人脈も無い若造が、40代、50代のおっさんと戦って勝てる可能性は低いです。しかも後者は人脈と経験を生かして寝技まで仕掛けてきます。ますます勝率は低いです。

「長い物には巻かれろ」であったり「長幼の序」だったり、格言があります。僕はその通りだと思います。年長者に勝負を仕掛けるのは愚策だと思います。


しかし、あきらめるな

大人は僕たちよりもずっと長く生きています。従って、僕たちよりもずっと強く、したたかです。

では、20代の僕たちにはチャンスは巡ってこないのでしょうか?

それは間違いだと思います。それが正しいとすれば、若者は絶滅し老人だけが生き残るということになります。


それでも、お客様は私を選んだ

会社を立ち上げてから、仕事を取ったお客さんにいつも「なんで当社を選んだのか」を聞くことにしています。

発注された経営者の方から教えて頂いた理由の一つは、「対応が速く金額に対する効果が高い。専門知識も豊富である。そして情熱がある」ということです。

技術だけを見れば、ベテランの方が強くて確かです。しかし、何も持っていない僕たちの武器も確かにあると思います。その武器というのが、情熱や時間ではないでしょうか。

多少、仕事が粗くても、一生懸命やって「こいつ意外にやるな」「骨のあるやつだな」と思ってもらえれば、若くても生き残っていけるはずです。

年長者よりも誠実に、もっと一生懸命にやれば、必ず勝てます。何だか精神論チックで、今どきの若い人には合わないかもしれませんが、やっぱり情熱・熱意は大切です。

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カテゴリー: 経営

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